今回は,つらい時、困った時に、ご先祖様に会いにお墓参りに行くことがネガティブな感情を手放すきっかけになるというお話です。
最近、お墓参りに行きましたか。
節目であったり、入学や卒業という良いことの報告のときに行くかと思います。
それだけでなく、困った時、つらい時に行ってもいいのではないでしょうかというのが、今回のテーマです。
① 故人と語ること
ご先祖様のお墓参りで、自分に自信がない時期や、自分を肯定できない状態だと、「こんな自分を顔見せできない」と思うかもしれません。
でも、そんなことはありません。
それは、お墓は、故人と語る場所だからです。「こんなつらいことがあったんだ」「どうしたらいいだろう」「助けてください」「見守っていてください」素直に打ち明けていいのです。
祈ったり、手を合わせたり、故人と語ってみてください。
② いのちには終わりがあること
また、死者を想うことは、いのちには終わりがあること限りがあることを改めて認識させてくれます。
日々生きていると、日常は当たり前のように感じますよね。
- 朝起きること
- 通勤すること
- 働くこと
- 帰る家があること
- 誰かと話すこと
- など。。。
このような日常がずっと続くように思いますが、お墓参りに行くと決して当たり前ではない,永遠に日常が続くわけではないことに気づきます。
③ つながりを知ること
お墓の前では、いい思い出を思い出してくださいね。ここは、生きている人も亡くなっている人も同じ場所にいると言えます。
心の中ではつながっています。
声に出してもいいし、心の中で話してもいいので、語って、つながってください。周りを見回してみると、自分の家族のお墓だけでなく、他の家族のお墓もあることでしょう。
さらに、戦争での空襲や震災で亡くなった方々のお墓もあるかもしれません。
故人たちが、色々な思いを抱えていたことに思いを馳せてみてください。