大倉山カウンセリングのご案内


1. 活動について

働く人のこころを支えるために、以下の3つの視点から心理的なサポートを提供しています。

  1. 心理カウンセリングによる支援 働くなかで生じる不安やストレス、人間関係の悩みなど、心理的な負担を丁寧にお聴きし、カウンセリングを通じてこころの安定や自己理解を深めるサポートを行っています。
  2. 仕事と子育て、介護、治療などを両立するための支援 仕事と家庭のバランス、介護や自身の治療との両立など、複雑な課題を抱えている方が安心して日々を送れるように、心理的側面からの両立支援を行っています。
  3. 一人ひとりの状況やこころの状態に寄り添ったサポート 相談者さんそれぞれが置かれた状況や、その時々のこころの状態に寄り添いながら、画一的な解決ではなく、個別のニーズに応じたサポートを大切にしています。

これらの取り組みを通して、働く人が自分らしく、充実感を持って過ごせるよう、心から応援しています。

2. プロフィール


【ひとつひとつの対話を大切に――心理支援の実践を重ねながら】

心理カウンセラーの河野 傑(こうの すぐる)です。1981年生まれ、神奈川県横浜市在住です。

これまで、青年の孤立、外国につながる子どもとそのご家族、そして職場復帰や子育てと仕事の両立に悩む方々など、多様なご相談に、ひとつひとつに、丁寧に向き合ってきました。

歩みはまだ小さいながらも、実践を重ねながら、安心して話せる時間と場所を大切にしています。

  

大学卒業後は、展示会管理会社や金属リサイクル会社で経理の業務に携わってきました。

また、日本のみならず、インドやフィリピンでのボランティア活動にも関わる機会がありました。

結婚と子どもの誕生をきっかけに、生活に訪れた大きな変化と向き合う中で、自分自身や家族との関係を深く見つめ直し、心理学やカウンセリングの学びを新たに始めました。

一見すると遠回りに見えるかもしれませんが、私にとってはすべてが「人と向き合う」経験でした。

会社で経理として組織を支えた日々も、ボランティアで国籍や背景の異なる人々と過ごした時間も、家庭で子育てに向き合った毎日も――

こうした経験が、相談者様の語りに耳を傾ける姿勢の土台となっています。

   

現在は、横浜市にある〈大倉山カウンセリング〉を拠点に、心理相談・学習支援・親支援に取り組みながら、「心理的に安心できる場所づくり」を目指して活動しています。

あわせて、心理コラムの執筆や朗読動画の配信など、多角的なアプローチで心理支援を広げています。

  

【大切にしていること】

  • 来談者中心療法の姿勢(自己一致・無条件の肯定的配慮・共感的理解)
  • 文化的背景への配慮と多文化理解
  • 「寄り添う」「受け止める」を軸とした関係づくり

【保有資格】

  • 日本心理学会 認定心理士
  • 上級心理カウンセラー(JADP認定)
  • 保育士(神奈川県登録)

【主な活動歴】

  • 大倉山カウンセリング代表
  • 外国につながる子どもとその家族への支援(学習支援・心理相談)
  • 朗読チャンネル「心理カウンセラーが届ける物語の贈り物」運営
  • 心理コラム『みちしるべ』執筆(週1回)
  • 海外でのボランティア活動(Tahanan ng Pagmamahal、マザー・テレサの施設など)

   

【ご相談を検討されている方へ】

私は「公認心理師」や「臨床心理士」といった国家資格を持っているわけではありません。

この点にご不安を感じられる方がいらっしゃるかもしれません。

けれども私は、心理学を専門的に学び、研鑽と実践を重ねてきた一人の支援者として、「安心して話せる関係」や「心に届く対話の場づくり」を何より大切にしています。

資格の有無だけでなく、“目の前の語りに、どれだけ真摯に耳を傾けられるか”――

その姿勢こそが、支援の質を決めると私は考えています。

資格は大切です。けれど、それ以上に「どう関わるか」「どれだけ寄り添えるか」が、私の軸です。

話すことがつらいとき、言葉にならない思いを抱えているときも――

ご自身のペースを尊重しながら、そっと寄り添える存在でありたいと願っています。

必要に応じて、医療や他の専門機関とも連携しながら、無理のないかたちでご相談をお受けしています。

無理に引き出したり、アドバイスを押しつけたりすることはありません。

一緒に考え、相談者様の気持ちを大切にし、少しずつ歩みを進めるような時間をつくっていけたら幸いです。

   

私が大切にしたいのは、「誰かの隣人になろうとする人」のような在り方です。

立ち止まり、ただそばにいて、ただ話をじっくりと聴く。

そして、その人が、もう一度歩き出せるように、背中をそっと、少しだけ押す――

それは、完璧で優れた専門性ではなく、誰かの暗がりに、そっと灯をともすようなまなざしでありたいという、私なりの祈りなのです。

河野傑(こうのすぐる)
心理カウンセラー/大倉山カウンセリング代表

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